川端さんの上勝阿波晩茶
川端末子さんの上勝阿波晩茶
(kawabata_bancha)
川端末子さん
香り–「微かな植物の朽ち果ててゆく匂い」梶井基次郎 この表現がしっくりくる。
味わい–発酵香が控えめで、いわゆる一般的な番茶と近い味わい。さっぱりとした後を引かない爽やかさがある。阿波晩茶には珍しくほのかな渋みも感じられる。非常に滋味深いお茶。
おすすめシチュエーション–渋さを生かす為に高温で淹れて、朝の一杯のコーヒー代わりにおすすめ。
朝ごはんと一緒にお茶を飲んで頭をすっきり目覚めさせましょう。
川端末子さん
川端さんの生家ではずっとお茶を作っていましたが、一昨年から川端さんが引き継いで茶作りをされてます。
作業を一緒に行うのは、嫁ぎ先であるご家族と家業の従業員さんたちと。
野尻地区にある川端さんの茶畑は、養分が多い赤土で日当たりがよく、健康な葉っぱが多く育つと言います。今年はとても暑い夏で晴天の日が続いたため、「毎日毎日倒れそうだったわ!」とのこと。
それでも毎日頑張ったのは美味しいお茶ができたら嬉しいから。
酸味、旨味、発酵香、全体的にバランスが取れていて飲みやすいお茶は、3週間という長すぎず短すぎない漬け込み期間にあるのでは?と川端さんは言います。
川端さんのお茶は町内では販売されてなく、町民でも飲んだことがある人が少ないです。
なかなか手に入れることが難しいお茶です。
100g入り
50g入り よそゆき用